PENGUIN RESEARCH を聴いてほしい。

 

負けがいのある人生を歌うバンド

ーーPENGUIN RESEARCH

 

 

 生田鷹司(Vo.)、堀江晶太(Ba.)、神田ジョン(Gt.)、新保恵大(Dr.)、柴崎洋輔(Key.)の5人からなるロックバンド。2015年に活動開始、翌2016年「ジョーカーに宜しく」でメジャーデビュー。以降、リリースやライブを重ねていき、特にライブについてはその熱量の高さやライブパフォーマンスから「いま最もライブが見たいバンド」として話題になり、ソールドアウトを各地で連発。昨年8月には待望の2ndフルアルバム「それでも闘う者達へ」をリリース。さらに今年4月にはすでにソールドアウトとなったワンマンライブ「FIVE STARS JOURNEY」、また、全国17か所をまわる「FIVE STARS JOURNEY TOUR」をひかえており、今後の躍進にますます目が離せない。

 

 

……と、タワレコのオンラインショップにありそうな説明を書いてみたが、今回は私が愛してやまないバンド、PENGUIN RESEARCH (以下、PGR) の、特にこれだけは聴いてほしい!と思う5曲を、私の超主観的説明とともに紹介していく。

 

 

「嘘まみれの街で」

 

大体が嘘ばっか こんな街で

路地裏の真実を 謳え叫べ

 

 イントロからめちゃくちゃかっこいい。そして、歌詞がささる。嘘ばっかのこの時代、それにのまれていないか?と問われているように感じる。ライブでも盛り上がりまくる人気曲。個人的にはこの曲で PGR にはまった。1st フルアルバム「敗者復活戦自由形」収録。

 

 

「世界最後の日に」

 

生きてく理由と答えが欲しいよ

誰かが残した 余りもんでいいから

 

 間違いなくロックバンドである PGR だが、こんな曲もあるとぜひ知ってほしい。自分が何を失っても、世界最後の日まで、ただ君の幸せを祈っているーーそんなやさしいけれど切なく、でもあったかくて力強さまで感じる一曲。ミニアルバム「WILL」収録。

 

 

「近日公開第二章」

 

別にこのままだっていいんだ

それなりには良く出来ている

ただ心残りを言えば

僕らってこんなもんか?

 

 で、タイトルどこ??タイトルが「近日公開第二章」なんです。復讐劇、と書いてVengeance と読む、どこか中二っぽさも感じる。こんなほどほどで終わってられるかよっ!というPGR らしい熱いメッセージがそのままぶつけられている一曲。Come on buddy!!!!1st E.P.「近日公開第二章」リード曲。

 

 

「boyhood」

 

何百回何千回泣いたって行き着くのは

僕らは一度きりだってこと

 

 これだけわちゃわちゃしていて、こんなに泣ける曲がこのほかにあるのだろうか?? どれだけ負けても、少年時代の夢をばかみたいに今でも変わらずもっていること、誇ってもいいじゃんか、という熱い一曲。ドキュメンタリー風のMVも必見。2nd シングル「スポットライト」収録。

 

 

「ゴールド・フィラメント」

 

”our name" is gold

輝くために 産まれたなら

その使命は生きる事

 

 本当に、とりあえず聴いてほしい。歌詞をみてほしい。そして、ライブ映像を観てほしい(現地で泣いてた)。名前の通りの人間にはなれず、たとえそれを呪いたくなったとしても、生き続けていれば輝けるかもしれない、何かに出会えるかもしれないーー。本当に絶対に聴いてほしい一曲。2nd フルアルバム「それでも闘う者達へ」収録。

 

 

 以上、もかあん。的PGR 超おすすめ5曲の紹介でした。5曲じゃ語れない、というかこの5曲ですら魅力を言葉で語り切れない......!!というわけで、ぜひぜひ、聴いていただきたい。また、ここで紹介した「近日公開第二章」と「boyhood」のMV、「ゴールド・フィラメント」のライブ映像はYouTubeにもあるので、そちらもチェックしていただきたい。PGR の魅力が少しでも多くの人に届きますように…。私がPGR にはまったきかっけなどはいつか書きたいと思う。